実施概要


日時:令和4年9月9日(金)
14時05分~14時50分 (45分)

学校情報


学校名:豊橋市立吉田方中学校
学年:2年生(123名)

講師名


講師名:佐藤 真琴 氏
(株式会社PEER)

講師紹介


1977年生まれ。2003年に看護専門学校へ。社会事業について静岡大学大学院で学び、工学修士に。実習中に白血病患者と出会い、がん患者のウィッグと地域ケアの必要性を知る。抗がん剤治療で脱毛してしまった患者へ手ごろな価格のウィッグを提供している。

講座内容


仕事の内容だけでなく、働くやりがいや今後のビジョン、大切にしていることなどをお聞きし、多様な価値観に触れ、『満足して働くにはどうすれば良いか』について、生徒に考えてもらう。
2学期からSDGsについて学習するので、最後に『みなさんは持続可能な社会を築くために何ができますか。』と、問いで終わり、SDGsの学習への導入にする。

講座の様子


生徒の感想

○今回の講座でどんな場面(話)が印象に残っていますか?

・女子だから、男子だから、という考えはもう時代に乗り遅れているんだなと思いました。
・佐藤さんのお話から、将来のことについてもっと考えていきたいと思いました。
・自分の仕事とSDGsをつなげて話していたこと
・癌にかかっている人が想像以上に仲間がいなかったりして困っていたという場面
・癌の人のためにその人にあった髪質のものを作っていることです。
・がんになった人の情報収集が大変だという話


○今回の講座を受けて、男女が共に働きやすい社会にするためには何が必要だと思いますか。あなたは何をしていこうと思いますか。

・たくさんの人の意見を聞いたり、コミュニケーションをとること
・差別がなく自由な全員の意見を尊重することが必要だと思いました
・共通理解が必要
・誰かを不平等に否定するのではなく、自分がいいと思うことはしっかりと共感し協力していこうと思います。それをたくさんの人に伝えていきたいです。
・差別などがなくなるとよくなると思った。噂などをすぐに信じ込まない。
・一人一人がこの人はこうだから嫌、などの差別をせずにお互いがお互いを助け合う


○今回の講座を受けた感想を自由に書いてください。

・男女の差別がなく一人一人の細かい望みが叶うように社会に貢献していきたいなと思いました。
・男女で差別することをなくしていこうと思いました
・「男だから~」「女だから~」っていうのをなくせば男女共に働きやすい社会になると思います。だから、まず自分から差別をしないことをしていこうと思います。
・男は男の仕事 女は女の仕事 など昔の人が言っているような考え方だけではなく、どんな性別にもなれる就職先があること、他人の就職先を制限するような発言をしないことなどが重要だと思った。
・自分は、女の子だからスカートをはかないといけないとかそう言うのが嫌いで男の子だからとか女の子だからとか関係なく生活できたらいいなと思います。
・SDGsのことなどいろいろ初めて知ることがあって勉強になりました。
・がんの人たちのためにウィッグを作って、すごいなと思いました。


教員の感想

・目標はある程度達成できたと感じました。教員以外の方からのお話をいただけたのは生徒にとってもよい刺激になったと感じます。ありがとうございました。
・SDGsについて学ぶきっかけとなったとともに、ジェンダーについても考えるきっかけになりました。
・ジェンダーチェックシートを記入しながら、生徒にとって日ごろの自分を振り返ることになったので、これからの行動に生かしてほしいと思いました。
・SDGsの目標である『3 すべての人に健康と福祉を』『5 ジェンダー平等を実現しよう』を講師の方自身がウィッグ製作を通して実現されていました。
・二学期からSDGsについて学ぶきっかけとして良い機会になりました。ありがとうございました。

アンケート結果


○今回の講座を受けてよかったですか?

○今回の講座を受けて、自分の将来を考えるきっかけとなりましたか?

○今回の講座を受けて、男女共同参画(男女が共に働きやすい会社)に興味をもちましたか?

○「ジェンダーチェックシート(みんなの仕事応援ノートP28)」をしてみて、気づいたことはありますか?

○「ジェンダーチェックシート(みんなの仕事応援ノートP28)」でどんなことに気づきましたか?

・男女差というもの多く感じました
・今まで男だからこうじゃなきゃいけない、という考えはあまり持ったつもりはありませんでしたが、意外に自分もまだそういう固定概念がのこってるんだな、と気づきました。

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