実施概要


日時:令和3年12月3日(金)
11時10分~12時20分 (70分)

学校情報


学校名:愛知県立御津高等学校
学年:1年生74名
   2年生101名
   3年生113名

講師名


講師名:柴田 朋子 氏
(JUNO代表、キャリアコンサルタント)

講座内容


①無意識のうちに持っている「固定的な性別役割意識(男女のバイアス)」や国籍などのアンコンシャスバイアスを外す(青いケーキ)。
②自分の思考の癖に気づいてここからどう行動するか、地域でいきいき活躍するにはどうする?表現してみよう。

講座の様子


生徒の感想

○今回の講座でどんな場面(話)が印象に残っていますか?

・私たちはそれぞれ勝手な「わく」に入っていて、そのわくを広く見ようとしていないから、いつも自分ができないとかやれないと考えてしまう。そして私たちはまだ人生の少ししか生きていないため、これからはとてもたくさんなことができると分かった。
・“小中学生に夏休みにやりたいことをやらせる”というお話で、中学生の女の子が自衛隊の音楽隊と一緒に演奏した夢を叶えたうえに、自衛隊の試験に受かって音楽隊で活動しているのはとてもすごいと思いました。どんな形でも“あの時の感情”をもとめて自分のやりたいことを追いかけているお話に感動しました。
・「夢は見つかる」というところ。「つまらないかも」「おもしろくない」「向いていない」と決めずにちゃんとやる。ひとつひとつの小さな行動の大切さがわかった。これから何も考えずに生きていくのではなく、自分は何が好きなんだろうということを考えていくのが大切ということ。
・挑戦の失敗は「学ぶ」機会を得たと考える。どんなことも無理といわず挑戦することが大切。


○今回の講座を受けて、男女が共に働きやすい社会にするためには何が必要だと思いますか。あなたは何をしていこうと思いますか。

・男女を平等にする。それぞれが社会にどんなふうに影響をあたえているか理解する。女子だから男子だからというのを関係なくたがいに助け合い尊重する。
・男女共に働きやすいためにジェンダーの問題を少しずつなくしていったり、自分は1人の人間として相手をみてその人の力を発揮すれば良いと思った。
・「男だから」「女だから」と決めつける人がいなくなれば男女が共に働きやすくなると思う。産休、育休を取りやすくすることが大事だと思う。
・男女で分けずにみんなで一緒に考えたり、仕事をしたりして男女の壁をなくすことが必要だと思います。授業の話し合いなどで男女関係なく話そうと思います。
・異性に対する理解(考え方の違い、体の問題など)が必要。性別に関係なく自分らしさを大切にしていきたいです。


○今回の講座を受けた感想を自由に書いてください。

・前半でみんなで話し合ったときに、まわりの発想力におどろきました。自分の意見でなく、他の人の意見も聞くことで、自分では考えつかなかったことなどを共有することができて楽しかったです。
・自分には前向きにポジティブに考えることができません。でも結果がどうなるか分からないのに今のレベルから決めつけて自分で閉ざしてしまうのはなるべくやめようと思います。
・「夢は見つける」のではなく「夢は見つかる」ということにびっくりしました。まだ将来の夢決まっていないので焦っていましたが、心強くなりました。5つのポイント、自分ははポジティブですが好奇心がないのでいろんなことに興味を持ちたいと思いました。すごくためになりました。
・男性の育休などを受け入れることで女性の働きやすい社会になると思いました。まわりの子と話し合う時間があると、自分と違った意見を聞けるので良かったです。今は漠然とした夢しかないですが、お話を聞いて、すごく安心しました。


教員の感想

・働くことを通しての説明であったので、生徒にも理解しやすかったのではないかと思います。事例を挙げていたのが良かった。
・ありがとうございました。“枠を外す”がとても分かりやすく大切なことであると認識できました。
・生徒に夢を与える内容でとてもよかったです。

アンケート結果


生徒向けアンケート結果

今回の講座を受けてよかったですか?

今回の講座を受けて、自分の将来を考えるきっかけとなりましたか?

今回の講座を受けて、男女共同参画(男女が共に働きやすい会社)に興味をもちましたか?

女性が出産や育児で辞めることなく働き続けることの重要性を理解できましたか。

Scroll to Top