生徒の感想
○今回の講座でどんな場面(話)が印象に残っていますか?
・動画を見たとき、女の人の脳とか男の人の脳とかはっきり分かれているわけじゃなくてまざっているってことに驚いたし、産まれたときは女の子だったけど成長期で男の子に変わるとか考えたこともなくて、そんなことあるんだなって思った。
・砂漠といえばというテーマで、絵を描く人もいれば文字を書いている人もいて、おもしろかった。その後の話し合いも楽しくできた。
・グループでの話し合いを通して、普段親しく話している友人との間でも、教え方、教えられ方の好みが人によって異なることに気づいたこと。
・砂漠の絵を描いたときに「男子だからこう」「女子だからこう」ということはなくて、個人の考えを大切にしなければいけないということが印象に残っています。
○今回の講座を受けて、男女が共に働きやすい社会にするためには何が必要だと思いますか。あなたは何をしていこうと思いますか。
・1人1人が男だから~女だから~と性別的な話をしたりするのをやめるように心がけたり、共に働きやすいためにはセクハラとかそういうのもなくしたらもっといいんじゃないかなと思った。
・あくまでも男性と女性は枠組みで、個人個人がそれに入らなくても生きていけるような世の中にするべきだと思った。
・性別による役割の固定概念をなくすこと。女性らしさ男性らしさを共通の男女でどちらともいえるような認識を人がもつこと。賃金や優先度を性別でみるのではなく、技術や努力で判断するようになること。
・私は普段の生活やネットなどでたくさんの個性をもった人たちを見てきました。自分の個性を自ら伝え、日々の生活を楽しいものにしている人がたくさんいます。でも中には自分の個性を出すことができなかったり、何か言われたりしないかなどを考えてしまう人もいると思います。それは男女共同参画にも関わらず、人々がそれを認められていないことがあるからだと思います。だから私は少しでもそんな人が増えるように自ら個性を広めていきたいし、それを認め尊重できる人になりたいです。
・まずは男性だから女性だからという考え方をやめ、1人1人を個人として尊重していくことが必要だと思う。そして私自身も固定的な概念が少しあったのでそこをなおしていきたい。
○今回の講座を受けた感想を自由に書いてください。
・ペン回しの話から「コミュニケーション」を大切にした進行で、とても楽にというかリラックスしてお話が聞けたので、内容がとても素直に入ってきました。男女共同参画社会をつくりだすのは私たちであるということを聞いて、将来について考えることができました。
・私は昔から「男勝りだ」とか「女子なのに…」と言われることが多く、自分自身も男女のわくにおさまりたいとは思っていなかったので、今回の講座をうけて、今までの生き方でよかったんだなと思えたし、改めて感じたその男女の区別を減らしていける努力をしていきたいなと思いました。
・自分が無意識のうちに男か女かで判断していたことが分かって、それに気付けない環境ではいけないんだなと思った。どんな人でも生きやすいような社会にするためにはまずは個々の性に対する認識が必要だと考えた。今回の講座はそのことを考えるすてきな機会になったと思う。このお話をきいた私たちがお話をきいて思った感情を大切にして、よりよい社会にしていきたい。
教員の感想
・考えるきっかけをあたえていただいた。自分ではない人との意見交換がむずかしくないテーマですることができた。
・活動をしながら気軽に話し合いをすすめることで、素直な意見を出し合いそれぞれの考えを認め合うことができていた。