実施概要


日時:令和3年8月5日(木)
8時50分~10時40分 (110分)

学校情報


学校名:修文女子高等学校
学年:1年生、2年生
(計80名)

講師名


講師名:伊藤 鷹代 氏
(合同会社アソシエ 代表)

講座内容


①キャリアプランとは・・・
②キャリアプランに必要な考え方(興味、価値観、能力)
③キャリアプランをどのようにして考えていくか
④無意識のうちに持っている「固定的な性別役割意識(男女のバイアス)」にとらわれない人生を歩むために
※上記の内容を、ワークを交えながら学びます。

講座の様子


生徒の感想

○今回の講座でどんな場面(話)が印象に残っていますか?

・仕事を一回やめても人生はおわりではない。なので、一つだけ仕事を決めるのではなく、クビになってもきりかえができるようにバックアップの仕事を決めておく。
・先生の過去の話です。プロを目指してたことがすごいなと思ったし、今すごく堂々としててかっこいいなと思いました。
・夢が決まっていてもいろんな職業を見て見るという話と、4Dについて(ショートケーキだけなのかいろんなケーキから選ぶのか)
・私は、結婚し子どもを産むことも前提に将来のことも考えていたので、「女だから」という考え方をなくして自分のしたいことも考えられるようにという考えが心に残った。
・講師の方の人生の話で、小さなころに目指していた夢がかなわなくて絶望しても、いつかは必ず自分に合った職業が見つけられるという話が印象に残っています。


○今回の講座を受けて、男女が共に働きやすい社会にするためには何が必要だと思いますか。あなたは何をしていこうと思いますか。

・自分たちが生きてきた中で勝手に根付いている男女の偏見を少しでも減らしていくことが必要かなと思います。
・私は男性がつくと思われがちの職業についてみたいと思っていました。1人でも多くそのような人が増えればイメージが変わるのかなと思いました。
・男子だから、女子だからということを関係なく、皆が同じように働ける環境をつくることが必要だと思いました。差別なく、誰にでも同じように接していこうと改めて思いました。
・育休や産休をもっと気楽に使える環境を作ること。自分自身も男性に合ってる職業や女性に合った職業を決めつけないこと。
・誰もが対等に仕事ができる社風が必要だと思う。自分の人生の主役は自分なので、自分がこうなりたいと願う将来を実現するための行動計画をしていきたい。
・自分ができる範囲での勉強をするということです。勉強はいつになっても必要だと思うし、他人の人に迷惑かけないようにするにも、まず自分で勉強したいと思いました。
・お互いにそれぞれのことを尊重し、良い意味で性別を気にせずやっていくことが大切だと思った。


○今回の講座を受けた感想を自由に書いてください。

・私は今から老後までの予定は立てているつもりだけど、結婚や出産、育児をすべて含めた予定なので、性別にとらわれず、男女差別もなくして考えていきたいと思った。
・講師の先生は沢山努力しててすごいなと感心しました。ざせつを怖がらずになんでも挑戦したいです。私は看護士になるのが夢ですが、もっと周りの職業について知り調べたいです。貴重な機会をありがとうございました。
・私は未来の仕事を一つしか決めておらず、それだけをやって生きぬこうと思ったのですが、さすがにそれだけを80年間やっていくのは難しいと思いました。講座を受けてもう少し未来について考えるべきだと思いました。ありがとうございました。


教員の感想

・生徒たちが我がごとのように捉えられないのか、それとも男女のギャップが取り外されつつあるのか、いずれにしても心の底から関心をもって講座を受けることはなかなか難しかったように思えた。しかし、こういう社会的な話題について考えるにはとてもいいきっかけ作りになったと思った。今回だけで完結させずに、男女の共同参画について、継続的に生徒に考えさせていこうと思う。
・我々教員が指導すべき内容を体験(人生経験)を通して話をされ、女性としての話もよかった。生徒が夏を過ぎてどれぐらい自分の人生について考えてくれたかが楽しみである。
・普段教員以外の世界で働く大人の話を聞く機会が少なくなかなか社会に出て働くことを想像できなかったため、このような機会がありためになりました。

アンケート結果


生徒向けアンケート結果

今回の講座を受けてよかったですか?

今回の講座を受けて、自分の将来を考えるきっかけとなりましたか?

今回の講座を受けて、男女共同参画(男女が共に働きやすい会社)に興味をもちましたか?

女性が出産や育児で辞めることなく働き続けることの重要性を理解できましたか。

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