実施概要


日時:令和3年7月13日(火)
14時00分~15時30分 (90分)

学校情報


学校名:愛知県立豊田工科高等学校
学年:1年生 希望者47名
(男子35名 女子12名)

講師名


講師名:柴田 朋子 氏
(JUNO代表、キャリアコンサルタント)
講師名:上井 靖 氏
(A-sessions代表、ファシリテータ)

講座内容


①無意識のうちに持っている「固定的な性別役割意識(男女のバイアス)」を外すワークショップ(40分)
※ワールドカフェ、男性同士女性同士での話し合い等
- 休憩10分 -
②仕事における「男性上司の困りごと」についてのケーススタディ(40分)
男女ともに困りごとがあることに気づき、男女ともに働きやすい環境について考えるきっかけとする。

講座の様子


生徒の感想

○今回の講座でどんな場面(話)が印象に残っていますか?

・班で意見を出し合ってみると、自分の意見と他の人の意見が大きく違うことがあってとてもおもしろかったです。特に印象に残っているのは4つの本当の話のケースで、男の人と女の人の意見のくい違いでおこる騒動がほとんどで固定概念を持つことはよくないと思いました。仕事の考え方で変わってしまうので、自分の意見を持つことは大切だと思いました。
・最後の話で、自分はよく相手の気持ちがわからず直接聞いていて、そのときにそのくらいわかってと言われることが多くて、聞くことをためらうようになってしまっていたので、今回の話で直接聞くことをもう一度しっかりとやってみようと思えました。
・15年後どうなっているかという話で、僕は男女で差別することは1つもなくなると思います。男と女の区別はよくない。男は仕事、女は家事・育児という考えはよくない。
・ジェンダーについて、自分たち10代での意見と親世代の意見でも価値観が違って、10代の自分たちでも人それぞれ思うことが違うんだなと思いました。
・ケーススタディのケース2で夫が家事をしないことに怒りをかんじました。なので自分はそのような人にはなりたくないと思いました。


○今回の講座を受けて、男女が共に働きやすい社会にするためには何が必要だと思いますか。あなたは何をしていこうと思いますか。

・女性だけに注目しすぎだと感じているので、男性も女性も両方の気持ちを知る必要があると感じた。
・ジェンダーなどの意識を数十年かけてゆっくりと無くしていくことが必要だと思う。今回の講座のようなことを学校でやるといいと思う。
・男と女の両方がお互いのことを考えて仕事と家事を手伝いあうことが大切だと思いました。自分だけの考えだけでは生きないようにしたい。自分の経験で決めつけることをなくす。自分が嫌だなと感じたら言ってみる。
・「男だから」「女だから」とかではなく、個人の尊重が必要。
・対話をするのが大切だと思った。あの人はできないだろうと自分で判断せずしっかりと話し合って決めていこうと思った。


○今回の講座を受けた感想を自由に書いてください。

・社会には難しい問題があるんだなと分かりました。最近、SDGsで女性が働きやすい社会ができつつあるなと感じています。今回の話を聞けて良かったです。
・ジェンダーチェックで何気なく固定観念が身についていたと思った。こういった意識を時間をかけて改善していきたい。考え方が変わる良い機会でした。
・自分の中でも少しは男女それぞれについて偏見を持っていると思うので、広い視野で物事を考えようと思えました。ありがとうございました!!


教員の感想

・問題提起、きっかけとしてよい機会であったと思う。これからの世代として気づく力を身につけてほしい。
・意欲的に取り組めており、反応も期待以上だった。
・単発ではなく、シリーズとして企画してもよいのではないか。

アンケート結果


生徒向けアンケート結果

今回の講座を受けてよかったですか?

今回の講座を受けて、自分の将来を考えるきっかけとなりましたか?

今回の講座を受けて、男女共同参画(男女が共に働きやすい会社)に興味をもちましたか?

女性が出産や育児で辞めることなく働き続けることの重要性を理解できましたか。

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