「女子大学生と『あいち女性輝きカンパニー』の交流会」現地レポート ~vol.2 中京大学編~

女子大学生と愛知県認証の女性活躍推進企業「あいち女性輝きカンパニー」の交流会、第2回は中京大学で開催されました。

就職活動に不安を持つ学生達は、営業職として活躍する3名の女性社員からお話を聞いてどのような気付きを得ることができたのでしょうか。

「あいち女性輝きカンパニー」って?

愛知県では、女性の活躍促進に積極的に取り組む企業等を「あいち女性輝きカンパニー」として認証し、その取組を支援しています。(認証企業数は1,463社/2024年8月1日時点)

本交流会について

中京大学のキャリア支援セミナーとして、7月11日に女子大学生と「あいち女性輝きカンパニー」の交流会を実施しました。

登壇者

「あいち女性輝きカンパニー」認証企業(五十音順)

  • 株式会社愛知銀行(金融・保険業)
  • トリニティ工業株式会社(製造業)
  • 株式会社丸天産業(卸売業)

コーディネーター

オフィスアイム 代表 市川 麻波
(愛知県女性の活躍推進コーディネーター)

総合司会

愛知県県民文化局 男女共同参画推進課 主査 西本 明日香

交流会スケジュール

  • 女性社員による自己紹介及び人事担当者による会社の魅力のPR
  • パネルディスカッション
  • 交流タイム
  • 登壇者(女性社員及び人事担当者)からコメント
  • まとめ

交流会

株式会社愛知銀行

  • 川西 優希 さん(東海通支店)
  • 伊藤 智彦 さん(人事部)

川西さん:

私は入社6年目で、普段の仕事内容としては、個人のお客様への資産運用の提案や法人のお客様に融資のご提案を行う、外回りの営業をしています。

伊藤さん:

地域金融機関は、地元の企業や個人のお客様と密接な関係を築いて、地域の経済活動をサポートしています。例えばビジネスマッチングで企業と企業を結び付けて新しい商材を生み出す、事業承継に関する提案をするなどして地域の産業が活性化するように働きかけています。また個人のお客様には住宅ローンや資産運用など、人の人生に寄り添った仕事ができます。女性活躍という観点では、愛知県内に営業拠点が87店舗あるので単身赴任をしている方はほとんどいません。元々銀行は女性を多く採用してきた業界でしたが、結婚や出産を機に退職する方が多く、女性の平均勤続年数は男性の約半分でした。そのため長く働き続けられる銀行を目指して施策を実行してきた結果、女性の勤続年数はこの20年間で1.5倍に伸び、今では正行員の37%が女性です。また育児と仕事の両立支援にも力を入れていて、育休中には年2回のセミナーを行ってキャリア意識を醸成する、先輩ママに参加してもらって相談ができるセミナーを開催するなどしています。育児短時間勤務制度は毎年約100名が利用しています。

トリニティ工業株式会社

  • 大橋 菜穂 さん(設備事業部営業部)
  • 川村 早都実 さん(経営企画部企画室)

大橋さん:

私は2020年に入社、今年で5年目です。現在の仕事内容は、完成車メーカーを顧客とした法人の営業です。

川村さん:

私は2022年に入社し今年で3年目です。初期配属から採用担当で、採用に関するイベントや内定式など、幅広く仕事をしています。当社はB to Bの会社なのであまり聞いたことはないと思いますが、トヨタ自動車関連のメーカーで、メインで2つの事業を行っています。1つ目が塗装事業で、自動車に色を塗る塗装の機器を扱っています。2つ目が部品事業で、自動車内装部品、外装部品の製造、加師等を行っています。従業員数は962名でして、個人的には大きすぎず小さすぎない規模感が気に入っています。初期配属の可能性は9割程度が愛知県内で、転勤もほとんどありません。文系の職種についてですが、調達、生産管理、総務、経理などさまざまな仕事から選ぶことができます。福利厚生については、フレックスタイム制度を利用し生活に合わせて柔軟に勤務することが出来ます。また会社として女性の採用や働きやすい環境整備を推進しており、全ての部署に女性社員がいます。代表的な制度では、小学校6年生まで利用できる短時間勤務制度があります。育児休業取得率も復帰率も100%となっています。働く環境についてですが、弊社はオフィスのリノベーションを取り進めており、カラフルで明るいオフィスです。また固定席がないので、毎日自分の好きな席を選んで座ることができます。

株式会社丸天産業

  • 竹内 理恵 さん(総務人事部)
  • 川端 佑哉 さん(総務人事部)

竹内さん:

現在は総務人事の部長と、会社の新しい事業を促進していく部署である未来企画室の室長を兼務しています。大学を卒業してすぐ丸天産業に入社して、9年間営業職を経験したうえで、未来企画室に入りました。また採用や広報にも率先して参加しています。女性はキャリアを考えるときにライフイベントがつきものだと思います。そういったことについても不安を抱えている皆さんがいらっしゃるかもしれないので、お話できればと思います。

川端さん:

丸天産業は従業員が56名の会社です。自分の席を持たないフリーアドレスの仕組みなのでなにかあればすぐ社長に相談に行ける雰囲ですし、社員を支えてくれているご家族やパートナー様など、全ての丸天産業に関わる方を大切にしようという社風です。弊社が扱っているものは、ワークスタイルデザインです。オフィス家具の販売に加えて、オフィス家具を設置してどういう相乗効果が生まれるのか、実際にデータを集計するコンサル業務もしています。女性の活躍に関する認証資格として、2020年に名古屋市女性の活躍推進認証企業を取得、2022年には「あいち女性輝きカンパニー」を取得し、2023年には「あいち女性の活躍プロモーションリーダー」の委嘱を受けました。2020年に名古屋市の認証を頂いたときに、女性管理職比率を30%にする目標を掲げ、2023年に達成しました。育休取得率も100%で、育休から復帰する方や復帰して育児と両立する社員も増えてきました。働く環境については、昨年の6月に新社屋がオープンし、社員全員で要望を出したオフィスになっています。女性社員や子育てする社員が増えてきたので、社員の育児を応援するオフィスとして、ユニバーサルデザインのトイレや和室を完備しています。おむつを変えたり、夏休みの間は子供を連れてきて寝かせておくスペースもあります。

第1部<パネルディスカッション>

パネリストは以下の3名です。

  • 川西 優希 さん(株式会社愛知銀行)
  • 大橋 菜穂 さん(トリニティ工業株式会社)
  • 竹内 理恵 さん(株式会社丸天産業)

コーディネーター(以下「Co」):

これから皆様方が、働き続けるためには、ということで、先輩方からヒントをもらう時間にして参りましょう。目の前のことだけではなく、その後、こういう風になりたい、というヒントをもらってください。

Q1 数ある中からなぜこの業種・業界を選んだのか

川西さん:

就職活動の時に、土日祝日休み、転居を伴う転勤はしたくないというのが絶対条件でした。その中でも、中小企業の経営者の方と直接お会いしてお話しし、提案ができるのは銀行ならではの魅力だと思いました。お金に関する知識を業務を行っていく中で身に着けることで、自身のプライベートに活かせると思ったことも選んだ理由です。

Co:

絶対条件というものがあったのですね。転勤したくないというのはどういった理由からですか?

川西さん:

実家が名古屋市なので実家の近くに住み続けたいということと、転勤が伴うと子どもができたときの学校とかが大変だろうと思い、安定させたいと思いました。

Co:

学生時代に自分の5年後、10年後をイメージなさっていたということですね。今3年生で就活中という方はお考えかもしれませんね。ちなみに経営者の方とお会いできる、金融の知識が学べるというお話がありました。入社前、後のギャップはありましたか?

川西さん:

入社前だと銀行はお金が少しでも合わないと残業しないといけないと聞いていましたが、入社してみたら機械が発達していて、そこまで残業しないといけないというのは少なくなっています。あと社会人はお休みが取れないと思っていましたが、愛知銀行は制度休暇というのが年に10日間、有休とは別にあるので休みを取ることができます。

Co:

色々な年代の先輩から色々な情報を入手すると思いますが、最新の情報を入手することをおすすめします。大橋さんはなぜこの業種・業界を選んだのかについて、いかがですか?

大橋さん:

2つ理由はございまして、1つ目は中京大学で英語や異文化を学んだ経験が活かせるグローバルな企業で働きたいと思っていたこと、もう1つは地元愛知の主要産業である自動車業界を幼い頃から身近に感じていたということがあります。自動車業界は安定した業績を継続している企業が多いというイメージがあったので、長く働き続けることができるのではないかと考えていました。ただ就職活動を始めたときに明確にこの業界が良いという希望はなくて、自動車業界に絞って良いのかということには悩みました。

Co:

中に入らないとわからないということもある、ということですね。本当に自動車産業で良いのかなということについては、どうやって考えを決めたのでしょうか?

大橋さん:

地元で働きたいという譲れない気持ちが1番強かったので、そこで絞りました。

Co:

地元志向の理由はなんですか?

大橋さん:

私も実家が愛知なので愛知から出たくない、実家の近くで働きたいと思いました。

Co:

入社前後のギャップはありましたか?

大橋さん:

一番大きなギャップとしては、女性総合職のイメージの変化がありました。入社前は、男性と同じ土俵に立って戦って、最短でのキャリアアップを求められるというイメージがありました。私はどちらかというと競争はあまり得意ではなくて内向的なところがあるので、そのように働く自分の姿が想像できずに不安を感じていました。しかし入社後に、数十年働いている私の上司から、「仕事を一人でこなせるようになるには10年くらいはかかります。だから焦らなくて良いです。毎日目の前にある仕事にきちんと向き合い続けることで、集めた点が少しずつ線になってきて、そのことがわかるときに楽しくなってくるんだよ。」という言葉をもらいました。私だからできる仕事に毎日誠実に向き合い続けることがキャリアアップに繋がってくるのかな、というように今では感じています。

Co:

入社前はすごく頑張らなきゃいけないと思っていたけれど、実際には周りにサポートしてくれる人がいらっしゃったということですね。竹内さんは、この業種・業界を選んだ理由はいかがですか。

竹内さん:

最初は丸天産業という会社を知らなくて、家具にも文房具にも興味はありませんでした。でも軸に営業職に就きたいというのがありました。それは小さいときから私ってコミュニケーション能力高いなと思っていたし、他の人と違うことやりたいなというのが強かったからです。私が就職活動をしていた時には今みたいに女性活躍という言葉もなく、大手でも100人総合職が採用されるとしたらその中に1人女性がいるかどうかくらいの採用状況の中、私はその中でも女性営業というのに憧れて、就職活動をしました。特に業界とかは絞らずに就職活動をする中で丸天産業に出会ったときに、女性営業としてぜひ入ってほしいと言われ、相思相愛で入社しました。今楽しく働けているので、あのときの決断は間違っていなかったなと思います。

Co:

就職ってご縁と運がありますよね。軸として営業はやりたかったということですね。営業するなかで、何か大変だったことはありますか?

竹内さん:

私も最初は男性と同じ土俵で戦おうとして心が疲れてしまっていて大変でした。でも男性と同じように頑張らなくても良いと気付けてからは自分なりの女性らしさを活かした営業というのを見つけ、それで乗り越えることができたと思います。

Co:

なるほどありがとうございます。入社前と入社後のギャップって何かありましたか?

竹内さん:

入社する前は丸天産業のことを知りませんでしたが、入社してみると大きな仕事をしていました。中京大学の皆様の学ぶ場を作らせてもらったりとか、私が営業職の時には総合病院をまるまる全部やらせてもらったり、丸天産業ってすごいなと思いました。あとはこんなに色々なことを聞き入れてもらえるのかという、上下関係の風通しの良さが想像以上で、そういったところが良いギャップでした。

Co:

良いギャップが沢山あったということですね。

Q2 仕事のやりがいと今後のキャリアビジョン

川西さん:

やりがいについては、支店に与えられた目標が仲間と達成できたときに一番やりがいを感じます。あとお客様が私のことを信頼して悩みを相談してきてくださって、尚且つそれを私の提案で解決できたときにやりがいを感じます。今後のビジョンとしては、ゆくゆく子どもができたときは、皆様がよく目にするような支店の中の事務として働きたいと思っているので、今営業で経験できていることや知識を活かして内勤として個人の方に営業をかけていけたらと思います。

大橋さん:

私はお客様や社内の関係者に信頼してもらえた、と感じる時にやりがいを感じます。お客様が何かを相談したいと思ったときに、知識や経験の豊富な上司に一番に連絡が行くことが多いのですが、最近ではちょっとした相談事や依頼について、お客様から私に直接連絡をいただく機会が増えてきました。また、お客様のご要望によって社内の関係者に対応の困難な依頼をしなければならないこともあるのですが、その際に、「あなたの依頼だからなんとか考えてみよう」「あなたに協力したい」と言ってもらえるのは信頼してもらえているからなのかな、これからも頑張りたい、と思える瞬間です。私の今後のキャリアビジョンについてですが、まずは毎日目の前にある仕事に誠実に向き合い続けて、知識や経験を増やしていくことで、お客様や会社に対して貢献できることを増やしていくこと、また弊社では福利厚生や助成支援が充実しておりますので、そのような制度を活用しながら、仕事と私生活を充実させていけたらいいなと思います。

竹内さん:

丸天産業の仕事そのものがやりがいに感じております。大学の環境を整えるとみなさんの学びが促進されて将来が輝かしい人がそこから発掘されるのではないかとか、私が手掛けた病院のおかげで患者様の心が和らいだり、もしかしたらそれで患者さんの病気が早く治ったりとか。メインはオフィスの環境を整えることが仕事ですが、オフィスを整えると働き方も変わりますしそれだけで気持ちが前向きになったりします。働く人や学ぶ人をサポートできるということが、やりがいに感じています。キャリアビジョンとしては、私は丸天産業で輝く人には色々な人がいるべきだと思っています。昔は営業というとお客様のところへ販売しに行く営業マンしかいなかったのですが、私が総務になってからマーケティングの部門を作ったりとか、インサイドセールスといって社内からテレアポするような部署を作ったりとかして、多様な人が働ける環境づくりを少しずつ構築しています。なので、みんなで明るくキラキラ働ける環境づくりっていうのが私のキャリアビジョンです。それを見て、いま2ヶ月の我が子に「うちのママかっこいいな」って言ってもらえるのを目指して今頑張っています。

Co:

学生の皆さん、おひとりおひとりの、小さな、キラキラした熱い気持ちが世の中を作っているというのを、大袈裟ではなく素直に受け止めていただけるとありがたいです。

交流タイム

学生を3分割して、学生5名とパネリストお一人でグループを作り、ざっくばらんに話をしていただきました。
学生からは営業職について、仕事とプライベートの両立について、など様々な質問がされました。

学生:

本日は貴重なお話をありがとうございました。私は今3年生で就職活動をやっていて、目の前のことにしか目がいかなくて焦ることも多いですが、今日のお話を聞かせていただいて働き続けることに目を向けることが出来ました。

学生:

本日は貴重なお時間をありがとうございました。営業はもっとノルマとかが厳しいイメージでしたが、今回の話を聞いて、営業にもいろいろなやり方があって、私は内向的というか人とコミュニケーションをとるのは苦手なのですが、私でもできるかなと思い視野が広がりました。

登壇者(女性社員及び人事担当者)から県内で働いていてよかったこと・学生の皆さまへエール

愛知銀行

伊藤さん:

私が県内で働いて良かったと思うことについては、自分の子どもが、かつて自分が通った小学校の制服を着ているととても嬉しいですし、地元に帰ってきて良かったと思います。あと妻も元愛知銀行員で、行内結婚したのですが、お互いの実家と距離が近く、妻が働くときに子どもの面倒をみてもらうなどの助けを得られやすいので、地元は働きやすいです。営業目線で言えば、愛知県は地元が好きな方が多くいらっしゃるので、地元の話で打ち解けた後であれば、難しい仕事の話がしやすくなるなど、営業上のメリットは沢山あります。あと最後に私からのエールですが、皆さん3年生で就職活動をする中で沢山の企業を見ていくと思います。色々な目線があり、色々な方がいて、色々な先輩と会う機会がありますので、業種を絞らずに、ぜひ色々な話を聞いてください。その際には聞きたいことは恥ずかしがらずに聞いていただければ良いと思います。頑張ってください。ありがとうございました。

川西さん:

県内で働いていて良かったと思う点については、私の職種が転勤を伴うので、愛知県で営業していると色々な所に詳しくなり、色々なお店を知ることができます。プライベートでも「あ、あそこ行こう」とか普段の生活に活かせるので、県内で働いて良かったと思います。これから学生の方たちは、就職活動で不安に思ったり焦ったりすることもあると思いますが、自分のペースや軸を大切にして無理せず頑張ってください。今日はありがとうございました。

丸天産業

川端さん:

本日はありがとうございました。県内で働いて良かったなと思うのは、愛知県は工場が多いのもあり、どちらかというと男性が働いて女性は家にいる、というのが比較的多い地域だと思います。なので、弊社も新しい働き方を提案しやすいですし、お客様も今、女性の働き方というのでアンテナを張っている方がすごく多いです。ここにいる皆さんも、もちろん働いてからは活躍してほしいと思う一方で、就職活動で沢山の企業を訪問して沢山の人事の方の話を聞いて、働ける場を見つけていただければなと思います。10年後には今では考えられないような働き方が出てくると思いますので、皆さんもぜひぜひ変えていただければなと思います。本日はありがとうございました。

竹内さん:

私も愛知県で働いていて良かったなと思うことは、営業をしていた時に、そこの社長が私と出身の大学や高校が一緒だとそこから広げていくことができました。地元ならではだと思いますし、社会人になると今まで以上に高校とか大学の繋がりを感じることができたので、地元で良かったなと思います。また社会人になると辛いことが学生の時よりも頻繫に起きると思いますが、その時に家族や友達が近くにいるとすごく心強くて、自分も頑張ろうと思えるので、そういうところで地元で働いていて良かったなと感じます。就職活動に関しては、先ほど「すごく落ち込みませんか」みたいな話をされました。私も落ち込みましたが、最後は「いや、私を落とすところなんておかしいわ」とか思いながら頑張りました。ただ、落ち込み始めると就職活動で受かることが目的になってしまいます。他に企業さんは沢山あるので、落ち込まずに、「本当にそこで私はそこで働いていてキラキラできたかな」「ここの企業だったら私はこうやって活躍できそうだわ」とか別の視点で考えてください。落ち込み続けると視野がすごく狭くなってしまうと思うので、そんな時は一回視野を広げて、違う所も見てみようとすると、私みたいに相思相愛の会社に入れると思います。なるべく視野が狭くなりそうな時は、広げることをイメージして就職活動を頑張ってもらえたらなと思います。

トリニティ工業株式会社

川村さん:

本日はありがとうございました。私が愛知県で働いていて良かったと思うことは、大切な人と離れずに働くことができるという点です。働きだしてからは、仕事と私生活の充実は本当に大事だなと感じています。5日働いていても残りの2日がすごく充実していれば切り替えて次頑張ることができるので、なにか辛いことがあったときに相談したくなる人や、頑張っていることを共有したくなる人が近くに一人いるだけで違うと思います。皆様にお伝えしたいことは、就職活動が憂鬱なのはすごく私も分かります。エントリーシートを書くことが面倒臭いだとか、インターンシップでどこに行ったら良いか分からないだとか、そういう悩みをここにいる皆様が持っていると思います。ただ、いろいろな業界や仕事内容を知る機会、将来の自分を想像する機会と捉えてもらうと、少しは前向きに就職活動できると思います。あまり皆さん思い込みすぎず、自分の心身の健康を第一に頑張ってください。本日はありがとうございました。

大橋さん:

私も愛知県で働いていて良かったなと思うことは、やはり家族・友達と近くにいられる、仕事が終わってからとか話しに行けたりとか、休日に会えたりとか、そういうところで地元で働いていて良かったなと思います。皆様に向けて、就職活動が上手くいかない経験は私もありました。中々大変だったり、難しいなと感じることはあるとは思いますが、自分の将来に向けて色々なことを考える機会として捉えてもらえれば良いかなと思います。本日はありがとうございました。