株式会社トライエッティング

基本情報
本社所在地 名古屋市
業種 情報通信業
企業・団体規模 300人以下
女性活躍の取組概要 株式会社トライエッティングは、認識・未来予測・最適化を主とした「知能作業」を自動化する名古屋大学発AIベンチャーです。当社は2016年の創業以来、女性活躍推進に向け様々な取り組みを行ってきました。

《主な取り組み》

[仕事と育児を両立できる労働環境]

■ 所定労働時間7時間(10時から18時)
当社の所定労働時間は、一般的な8時間ではなく、7時間と定められています。

また、全社員の平均月間残業時間は6時間弱(2023年5月現在実績)でした。これは所定労働時間である7時間に加えて残業した時間を指します。 

■ ハイブリッドワークやフルリモートワークが可能
当社では、役員を含め全メンバーがハイブリッドワーク可能です。
2022年3月の時点で、当社社員のリモートワーク頻度は、平均週4日となっています。約7割の社員がフルリモート(週に5日リモート)で、残り3割の社員がリモートとオフィスを併用して勤務している状況でした。2023年現在も概ねこの比率は変わっていません。

リモートで勤務するかオフィスに出社して勤務するかを、勤務当日に社員自身の判断で選択することができます。判断は社員に一任されており、申請や連絡は必要ありません。

また、エンジニア職、カスタマーサクセス職など一部の職種ではフルリモートでの勤務も可能です。

[女性の働き方を支える制度の例]

■ Female休暇(F休、エフ休)
女性の健康に関わる様々な場合に取得できる、女性社員が安心して健康的に働くための休暇制度です。この休暇は、毎月1日分有給で付与されます。

例えば、以下のような事由の際に利用できます。

 ・生理日の体調不良
 ・婦人科系疾患による体調不良、検査、治療
 ・不妊のための検査、治療
 ・妊娠時のつわり、妊婦健診

■ 育児休業制度
育児休業は、お子さんが1歳(場合によっては最長2歳)になるまで、一定の期間育児のために休業を希望する社員が男女問わず取得できます。

■ 育児時間
1歳に満たないお子さんのいる社員は、休憩時間のほか1日について2回、1回あたり30分の育児時間(無給)を取得することもできます(有給休暇の時間休(1時間単位)がある場合にはそちらを使うこともでき、有給で育児時間を取得できます)。

上記以外にも、産前産後の休業や慶弔休暇、お子さんが生まれる際に利用できる休暇・休業制度も整備しています。

《COO菅沼美久からのメッセージ》

当社では、あらゆる制度の設計において「選択肢があること」を大切にしています。

例えば、休みが必要な人、休みたい人が休める環境が準備されていること、そしてそれだけではなく、働きたい人が働ける環境が準備されていることが非常に重要だと考えています。

私自身も出産を経験しました。妊娠、出産を経て子育てに至るまで大変なことも多くありましたが、私は産休・育休を取得しない選択肢を取りたいと考え、実際に産休・育休を取らない選択肢を選びました。
私はその選択をさせてもらえて良かったと思っています。会社の理解や役員メンバーのサポートがあって、リモートで仕事に復帰でき仕事を続けられていたことが、自分にとってプラスになりました。

自分自身のそういった経験もあり、女性メンバーの方から例えば「育休を半年取得してから復帰したいです」、「こういう働き方をしてみたいです」という声が上がれば、前向きに検討していきたいなと考えています。選択肢を増やし、柔軟に寄り添える体制・制度として整えて行きたいと思っています。

また、女性の活躍推進には、女性に対するサポートのみならず、男性に対するサポートも重要だと我々は考えています。女性が社会で活躍するためには、家庭などプライベートでの負担の軽減が必要であり、それを達成するためには、男性もプライベートの時間、家庭での時間を大切にできるような働き方である必要があると考えているためです。女性特有の悩みへのサポートに加えた、性別を問わない働き方支援が、ひいては女性の活躍推進に繋がると信じ、取り組みを続けています。

メンバーのキャリアやライフプランのサポートについて引き続き尽力し、メンバーひとりひとりの選択肢を増やしていけるよう伴走していきます。
情報掲載日 2023年11月 1日
女性の活躍状況 (働きがい)
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